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Artist's commentary
月見里 極子(やまなし きわこ)
年齢:不明
身長:4尺8寸(耳を含まず、148cm)
体重:11貫2斤(約43kg)
金銀財宝を目にすると、瞳がダイヤモンドのようにキラキラと輝くのが特徴。腰には伝統的な武士の刀ではなく、奇妙な細長い武器を二本帯びている。
極めて物質主義的で、金銭のためなら手段を選ばない。金銀宝石や銅貨、複雑な刺繍が施された絹など、価値あるものに目がなく、それらを大切に扱う。忠誠心はなく、「誰が一番多くの金を払うか」で行動を決める。一見すると軽薄で遊び心のある性格だが、実は非常に用心深く抜け目がない。普段は酒を好むが、酒にめっぽう弱く、清酒を数口飲んだだけで顔が真っ赤になり、酔っ払って挙動がおかしくなることも。その姿はしばしば笑いの種になる。
彼女は自らを月兎族の生き残りと称し、月から来たと主張している。「天外技術」を携えて人間界に現れた彼女は、地球の豪華さと華やかさに魅了され、財産を手に入れることを人生の目標とするようになった。財宝を得るために月兎族としての高潔さを捨て、浪人となり、賞金稼ぎとして身を立てている。彼女の武器「火刀」は月の遺物とされ、遠距離から敵を斬ることができるとされるが、その正体は二丁のサブマシンガンである。「火刀・百八十歩」という名前は、「百八十歩離れた場所からでも首を取れる」という彼女の自慢に由来する。
極子は忠誠や信仰、道徳には一切興味がなく、唯一の目標は無限の財産を手に入れること。金銀財宝で倉庫を埋め尽くし、贅沢の限りを尽くす生活を夢見ている。それでも、月兎族の出身であることにはわずかな誇りを持っており、時折、月の故郷について語ることがある。しかし、その話の真偽は不明であり、彼女の背景には多くの謎が残されている。
