Artist's commentary
27th Birthday
いつもなら岸本あやせを描くのですが、今年は「科学ADVライブ S;G 1010th ANNIVERSARY」の出演と日が近かったため記念にとFESを描きました。
何が記念かというと。
この、2012年の『鋼の鎧纏う、三百の大司祭』発売に合わせて新規デザインされた衣装が8年の時を越えて遂にリアルブートされたのでした。
今イベントでは特にPHANTASMが目玉だったわけでもなく一出演者としての立ち位置。ここまでのことをしてくれるのは何故なのかと嬉しさを通り越して不可思議にも感じています。
今回、ライブを鑑賞して感じたことを綴らせてもらおうと思います。
FESは別の世界層の人で、まあだからこそリアルブートなのですが、FESの背負う世界とイベントの世界観との齟齬が毎度気になっています。
私はPHANTASMの世界観が好き。それはステージ全てを通してそうであるべきだと考えています。
けれどイベント主催側の「現実」というものが異世界の邪魔をしますね。
そんなわけで、今度もまたそのもやもやした気持ちで観ることになるなあという心構えでいました。
FESの新衣装はネットで既に一部が公開され、既知のものでありました。
けれどFESがステージに現れ、初めてそれを実際に見た時に「ああ、綺麗だな」と涙が出ていました。
最新の衣装は、至る所にチェーンがあしらわれていて、それがキラキラと輝いていました。
ケープ、フードと肩周りが重厚で、けれど露出した首周りは華奢で繊細。
私はやっぱりFESの姿が好きなのでした。
そしてFESは私にとって崇拝の対象でなければならないのだと再認識したのです。
現実にリアルブートされるとか、ライブ出演することを望んでいるのではなく、
いやもちろんそうなれば嬉しいのですが、FESという存在を尊く感じていられることが
自分にとって重要な、幸せなことなのだなと、思い至ったのです。
