Artist's commentary
僕は家に布都ちゃんを残す事を心配しながらも家を出た。
布都ちゃんにも布都ちゃん自身の問題があるのだし・・・、力になってあげれれば、良いのだけど・・・。それにしても、あの青娥さんという人は何者なんだろうか?多分、布都ちゃんが『復活』というものをする前から知り合いの様だし(布都ちゃんは嫌っている様だけど)、きっと、その辺りに居る妖怪と同じ類なんだろう。そう、布都ちゃんの事を考えながら仕事をしていると、日が暮れ始め、仕事を終える時間になった。帰る支度をし、帰路についてると、いつもの様に「「」さーんっ!」と後ろから妖夢さんの声が聞こえる。僕の横に駆け寄ってきた妖夢さんに、歩みを合わし、僕らは今日も一緒に帰路を共にする事にした。「・・・今日は布都さんはご一緒ではないのですか?」妖夢さんは僕に尋ねる。、うん、布都ちゃんは・・・、大雑把に言うと今日はそういう気分じゃないっぽくてね・・・、と僕が答えると、妖夢さんは、大丈夫なんですか?と心配そうに聞いて来た。うん、多分大丈夫だと思うよ。何か今日は、布都ちゃんの昔々の知り合いみたいな人がやって来てね・・・、まぁ、色々お話して、それで整理したい事もあるみたいなだけで、体調とかは別に問題ないと思うよ・・・。と僕が答えると、「昔々の知り合い・・ですか。・・・という事は、相手も布都さんと同じぐらい生きた人物ですよね・・・」と妖夢さんは少し難しい顔で呟いた。そうみたいだね。あまり良く知らないけどさ。・・・あ、後、出先まで我が僕を取っていると妖夢殿に悪いだってさ。別に気にしなくていいのにね。とあんまり布都ちゃんの了解なしに過去に関連する話をするのも良くないと思って話題を適当に変えてみると妖夢さんは「へっ?」と少し驚いた顔をして、「あ~、はははははは、そ、そうなんですか。へ、へぇ、布都さんが・・、私に悪いと・・・あははは・・・」と何か顔を赤くしてごまかす様に笑った。「じゃ、じゃあ・・・」と言って、妖夢さんは僕の手を握って「た、たまにはおでん屋にいきませんか?・・・たまにはいいじゃないですか。少しだけでいいので・・・」と僕を誘った。布都ちゃんの事が少し心配だったけど、少しぐらいならいいかなと思い。いいよ。布都ちゃんが心配だから少しだけだけど。と言うと「あ、有難うございます。」と妖夢さんは嬉しそうに僕を握る手を強めた。そんな調子で、いつものおでん屋の暖簾をくぐると、先客がいてわっふるわっふる
