Artist's commentary
とある夏の日に僕は天使に会った。
うだるような暑さの夏の日、外に出ていた僕はあまりの暑さの中涼めるところをさがして歩き回った。川辺を進んで行くと、生い茂る木々の中に僕は奥へ奥へと知らず知らずに入ってしまっていた。歩いて行くとあれだけ騒がしかったセミの声も聞こえなくなり 静かで涼しい果物生い茂る中に入っていた。とても人が好んで来るようなところではなかったがどうやら人の出入りはあるらしい。あまり迷惑にならないように少し涼んでから出ようと思い僕は腰を休めた。少し経った頃、小さな足音が聞こえてきた、あまりに丁寧な歩き方に気づかず、どうやら大分近くに来ていたらしい。いそいで主に見つからないようにその場を離れようとしたとき、 ぼくは 花に、蝶に愛される天使と目が合い、その吸い込まれるような瞳と、優しげな笑顔に心を奪われてしまったのだ
