Resized to 61% of original (view original)
Artist's commentary
龍田に迫られて正直満更でもない押しに弱い提督
彼女はいつも笑顔だった。だがそれは心から安らいだものではなく、貼り付けた仮面のようなもの。
内に眠る嗜虐的な本質を覆い隠す為のものであることを私は知っていた。
されどそれを殊更に暴き立てる事もなく。彼女自身時折口から漏れ出る程度で押さえ、穏やかな関係を続けられて来た。その筈だった。
女性らしからぬ膂力で押さえつけられながら思う。一体、何が彼女の仮面を外してしまったのだろうか。
理性の下の、獲物前にした獣のような瞳に狂気すら感じる。声を荒げるでもなく、薄い笑みを浮かべる姿が余りに恐ろしい。
程なく気遣いの無い乱暴な手付きが私の身体をまさぐり、胸元を肌蹴させた。痛みすら感じるソレに顔を顰める。
