黒組おっぱい角界きっての名力士千足山が幕下板錦との長時間にわたる取り組みを繰り広げ、ついに土をつけられた伝説の名シーン。
二人は同じ部屋で毎日のように夜の稽古を繰り広げる師弟であり、
それ故横綱の弱点や癖の研究を重ね、対策を講じた板錦の知力がもぎ取った勝利であった。
千足山も「私に土をつける者が現れるとするなら、それは桐ヶ谷だろう」と語っていたという。
それどころか後年、毒天使部屋親方(元板錦)は「ベッドの上ではいつもぼくがごっつぁんしてました」と語り相撲ファンを賑わせたことは記憶に新しい。
ともあれ、この取り組みを機に各界は大きく変化した。
軽量級の板錦が横綱を破る結果を見せたことで、
軽量級でもテクニックで巨乳を蹂躙することができることを証明したのだ。
バストサイズ重視の時代は終わりを告げ、いまなお続く手を使わず相手の性感帯を狙う技術を磨く稽古はこの頃から始まったものだ。
力士のスタイルも変わった。がたいの大きい力士は小さい力士を懐に入れやすい上、的が大きいのでむしろ不利だという見方が大きくなった。
(それについては往年のおっぱい相撲ファンの不満の声も聞こえるが…)
性感重視の取り組みはいまやおっぱい相撲の根となり、一つの魅力になった。
この取り組み後弱点の発覚した横綱千足山は連敗を重ね、その年の秋場所をもって引退し、板錦と籍を入れたということだ。
板錦はその後もたぐいまれなるテクニックと、残酷なほどのダーティーファイトで大関まで上り詰める。
現在は毒天使部屋の親方として元千足山と後進の育成に努めているそうだ。

なにかいてんだこいつ(賢者タイム)