先の大戦が終わり幾月。未だ戦後処理が終わらない状態の中でジネットはミューフレア士長から突然暇を与えられた
なんでも謳華祭と呼ばれる舞踏会にでも行ってこいとのお達しらしく、数日の休暇とドレスを与えられたのだ
連日馬車馬のように働いていたジネットはその告示を受けた時、これは特別な仕事だと直感で感じた

まだ情勢が安定していないこの環境で、出来るだけ外部との繋がりを作り、今後の防衛任務や交渉においての材料を獲得して来いと、そのために今の仕事を放り出してでも行ってこいという事に違いない。
そう確信したジネットは重い身体を奮い立たせ、士長に向かい敬礼をした。

「お任せ下さい、必ずやフォートブレイズの利となる戦果を持ち帰ってまいります」

その返事を聞いた士長はため息を吐き頭を抱えていた。それほどまで切実な案件なのだろう…気を張っていかねば

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参加させていただきました
【謳華祭】（pixiv #74223571 »）

休めと言われたのに聞かない女ジムイン（pixiv #73614918 »）