中国語でSM小説を執筆されている方からイメージイラストの依頼を受けて
描かせていただきました。かなりの大作でファンたくさん。読めないのが残念です。
小説　novel/series/1419848
この絵は衣装描写のワンシーンの翻訳をいただいて、それをベースに描いたものですが
あくまで私のイメージなので、作中と同じではありません。
高解像度　FANBOX　https://www.fanbox.cc/manage/posts/2417345
　　　　　BOOTH 　https://jojudemort.booth.pm/items/3084339
少しだけシチュエーションの解説です。世界観はちょっとSFですね。

彼女はある日突然攫われて、性具をつけたままの生活を強制されている。その様子はいくつかのカメラで撮影され、ランダムでライブ配信されていることがあった。そのタイミングは彼女にはわからないため、カメラの前にいる時は細心の注意を払う必要がある。大きく身体を動かさなければ大丈夫だと、自分に言い聞かせていた。煌びやかなチャイナドレスと、羽のようなショールに身を包む女性。奇妙な配信を見た人は、派手な首の装飾に少し違和感を感じるかもしれない。ドレスは股下までの上半身と、手枷のリングに連結されたスカートで構成されている。彼女は拘束された両手を常に高くあげておかなければならない。手を降ろせばスカートが下がり、股間に覗き窓があらわれるからだ。

突然、強い風が窓から吹き込む。彼女が小さな悲鳴をあげ、ショールがはだけて胸の上部が露わになる。乳房は拘束具できつく絞りだされ、首から伸びた幾本ものチューブが、透けたレースに紛れて衣服の下へ潜り込んでいた。ショールが舞い上がって彼女の白い背中を光が照らし出す。ドレスで覆われているのは前面だけだった。ショールの影に守られていたスカートに強い光が差し込み、その秘密を浮かびあがらせる。左右をつなぐ鎖、太腿に固定された様々な液体、這いまわるチューブ、金属の貞操帯にはおおきな出っ張りがついている。チューブは貞操帯の各部に繋がっていた。よく見れば草花の模様に紛れているが、ドレスの下を通って乳房に向かっている2本の管も見える。

彼女は性的な責め苦を常に受けている奴隷なのだ。スリットは腰まで切れ込み、太もものリングには彼女をいじめる様々なデバイスがぶらさがっている。リモコンディスプレイには性具をコントロールする画面が映し出され、身体の内側に何を仕掛けられているのか丸わかりだった。彼女を解放する鍵は貞操帯のサイドにぶら下がっているが、決して使うことはできない。

風がやんでショールが再び彼女を隠す。ほんのわずかな時間、秘密をカメラがとらえたかどうかはわからない。彼女が恥ずかしさで屈みこもうとした途端、首輪が反応した。キラリと光るチェーンが浮かび上がる。普段は見えない不可視の鎖だが、彼女が抵抗すると光を帯びる。光が首輪から胸へ、そして下半身へと伝わると、乳房が激しく絞り上げられて、貞操帯の内側に仕掛けられた性具が激く振動をはじめる。
んんーーーー！！
おしおきはしばらく続くことになる。彼女は声をあげないように懸命に耐えはじめた。