描いた日：６月２９日

エックス : twitter/metsuji

misskey : https://misskey.io/@metsu

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しぶりんですね。アイマス良く知らない人でも、なんとなく見たことはある人もいるんじゃないでしょうか。

彼女はＪＫ感とか、内面のリアル感みたいなのが生々しいですね。
そういう意味での「この子の魅力、自分はわかるなー」的な共感性が高いのが、人気があった要因なのかなと思います。

周りを見てるっていうか、立ち振る舞いというか。
でもドキッとするようなセリフを言ったりするんですよね。

オトナっぽさと、少女性の物腰というか。
そこの絶妙なバランス感覚やリアル感が、見てる人に伝わりやすいキャラなんだと思います。

これらを含めて外見に特徴を作らずに「普通」を演出してるのは、相当攻めてるやり方だと思うので、純粋に良いキャラだなと思います。
生々しさの色気っていうのかな。
キャラの多いアイマス系ならではの攻め方だと感じます。

◆現状の思考を垂れ流す駄文（３／３）
前回の続き。

露出は単純に人前に出る投稿頻度です。これはそのままの意味です。

で、ふたつめがイメージの固定なんですが、これは前述の話と同じです。
要は自分を商品として見た時、どういうキャラ付けなんですか、というのがパッとわかるのが大事なんですよね。

例えば流行りのソシャゲがあるなら、まず第一にある程度伸びるまではそのソシャゲの絵しか徹底的に投稿しないことで、そのソシャゲの絵師ですというイメージを作る。
そうすると、同じ界隈のそのソシャゲの有名絵師さんがリツイートしてくれる可能性が高まります。

そして、漫画なら漫画を投稿して、漫画の内容のタイプを演出などを含めて固定します。
イラストなら徹底的にあえて同じ構図とか似たようなイメージの絵で何度も同じような絵をあげる、などです。
あとは自分のアイコンイメージになる二次創作キャラを一人決めるとか。

R18なら徹底的にR18をやり、同業者に見つけてもらうのが大事です。
（現時点の自分みたいに中途半端だったり軽いスケベだとダメです。なぜなら顧客層、つまりフォロワーの嗜好が被ってないので、その同業者からしたらリツイートするメリットがないからです。だから自分のキャラ付けが重要なんです）

内容に関しては没入感が重要なんですが、没入感ってのは要は「絵とコミュニケーションが一瞬で取れる」ってことかなと。

カンタンに言えば共感です。
エチ絵とかも結局は性欲が動物としての本能だから、共感性が高いから伸びる、ってことに過ぎないんですね。

だからキャラの表情であったり、漫画形式であったり、そのソシャゲのファンに通じるネタであったり、何かと何かを組み合わせる（例えば鬼〇の刃のキャラクターに現代風の服を着せるとか）であったり、そういうので攻めると当たる確率が上がるんじゃないかなと思います。

いくつか試して当たったら、とにかくその方向で「固定」します。あとはひたすら繰り返すだけ。

これらは前に書きましたが「ブランディング」といったりもします。

自分もそうだったんですが、作ってる側だと、「色んな絵が描けた方が良い」と思ってしまいますよね。
しかし、どうもこれは間違いのようです。

人の認知というのは、何度も同じで似たようなもの、既に内容を知っているモノを見て、それに安心して好感を持つようにできています。

しつこいくらい、同じものを見せ続けて、あるいは聞かせ続けて、ようやく初めてそこでちょっと興味を持ってもらえる、認知をしはじめる、という段階に入るんです。

自分のようにそこがわかってなくて、「胸の大きい子を描いておけばいいのだろう」というタイプだと、思考が浅すぎて、どこかのタイミングでものすごい袋小路に陥ります。

自分が本当にそれが好きで、猪突猛進できるタイプなら別なんですが、特にそういうこだわりがあるというわけでもない、とかだと、自己分析と戦略作りは本当に重要になってきます。

あとは基本的に相手への認知の形は第一印象で９割決まっちゃうんで、刺々しい発言とかはしない方がいいですね。

伸びてる絵師さんというのは、前述のことをしっかり抑えています。
裏で勉強して意図的にやっているか、勢いよくやってたら上記に当てはまったムーブをしていて運よく当たった、というケースが多いと思われます。

pixivの数字でも似たようなものですね。ここは拡散力がなく、基本的には導線はランキングになります。
残念ながら、ランキングに載る絵師さんって大体固定されてます。

今は裏のことを知っちゃって興味もなくなって見てないのですが、一時期はひどかったらしく、界隈ではこの話は常識らしかったですね。
pixivも企業であり、絵師さんたちってのもその界隈でやってる人なんで、まあ普通に色々……
ってこの話はやめておきます。

会社でも同じですよね。入ってみたら、外から見たときはきれいに見せてたけど、中は黒かったりが当たり前じゃないですか。
ＨＰに大層な資格の名前とか並べてて権威性を高めてても、実際は中で働いている人たちの多くは素人レベルだったりするのと同じで。

でもそれが社会ですよね。
これらのことって、書いたら当たり前の話じゃないですか。

でも、自分みたいに絵だけ練習してきて、社会の仕組みの勉強がおろそかになり、ピュアに素人考えで、見えているものだけを追って、「実力＝数字だ！　絵がうまくなったら伸びるんだ！」と考えてたら、ちょっと危険ですよというお話でした.。

絵っていうのはそれ自体は実際は大して価値がないし、誰も興味がないんです（絵に限った話じゃなく、世の中のものは大体そうです）。
人間は自分以外、興味ない生き物なので。
ましてや絵なんて溢れてますし、機械さんまで出てきて飽和状態が加速しきってますから。

だからそれ自体は価値のないものに数字が付随していて、上下がここまでついている時点で、なぜそうなのか、その見えない部分のトリックみたいなのをしっかり深く考えるのが大事なのかなと感じてます。

自分はまさにブランディング戦略で壁にぶち当たってて、結局は色々試していくしかない部分もあるかなぁって感じではあります。

当面はスケベ絵と並行して、ミスキーに力を入れるつもりです。
ミスキーは本当にやりやすいです。
個人的には絵描きにとっては非常に良い空間だと思ってるので、ミスキーで一旗あげたい気持ちが強いです。

正直、エックスくんは自分の中で、もうほぼ興味なくなってきてますね。
元々は数字に価値を置いている人間ではなかったので、今の雰囲気が好きじゃなくて……。

でも、数字ないとそもそもマジで一瞬すらも誰にも見てもらえないんで、仕方ないから一応やってるって感じです。
サブ垢も作って絵を予約投稿する形をとってますが、とりあえず保険で地道に種まきしてます。

おわり。
我ながらマジで駄文ですね……。
どうしても思考の整理がしたかったんで、書いてみました。
たまにはこういうことを書いてもいい、はず……。