トイレの消音器って日本特有の文化なんですよ。フランス人のシャルはそんなの使ったことないんです。男のフリをしてますから他の女生徒から教えて貰うこともないし、同居してる一夏に”そういう音”が筒抜けになっていても特に気にならない。でもシャルが女の子だと分かると一夏は意識しちゃうわけですよ。今まで何気なく聞こえてきていたソレが女の子のソレだと思い返してドキドキするんです。そして指摘すべきか否かさんざん悩んだ挙げ句、日本人の何にでも恥を感じたり隠そうとしたりする習性は変態性癖を育てる土壌として云々とか遠回しに語りつつ、これからは消音器を使ってくれと頼むわけです。そうするとシャルは甘えた声で言うんです。「じゃあ、一夏がし～ってして……」って、なわけねーだろ！エッチ！ヘンタイ！