終着点は妹の手にかかる時。死への片道を靴で踏み均し続けるばかりの旅路。されどこの身は、然るべき時以外では倒れない。
「還る鞘などもう捨てた!」
妹の肉体にいる鬼など、単なる障害。我が妹ヨミ、彼女が培った絆、そして故郷を守る為の一太刀。抜き身の刃に斬れぬものなど、何ひとつありはしない。(迷いなきジンの気迫)
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