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Artist's commentary
紐とパルスィと
陽光が降り注ぐ中ぼくは彼女を海に連れてきた。煌く金の髪、淡い緑の瞳。
地底にいる時よりもずっと輝いて見える。でもまぁ・・・場所が変わっても彼女の口癖が変わるわけもなく。
「あなたにはあの妖怪がいるでしょうに。こんな所までわたしを連れ出さなくても・・・」
「気にせず愛し合っていればいいのよ・・・妬ましい・・・ブツブツ」
「あーもう、ここまで来てそんなこといわないでくれ・・・。でもパルスィ、その水着を着てくれたってことは、まんざらでもないんだろ」
「そ、それは・・・せっかく海に来たんだし入ってみたいし、ほかに水着なんて持ってないし・・・って、あなたがせっかく買ってきてくれたものだからとか、あなたが喜ぶんじゃないかとか思ったわけじゃないんだから!」
彼女を紹介してくれた友人に少しばかり感謝した。ぼくの好みをよくわかっている。
「??ちょっと・・・なに?急にだまって」
くいっくいっと水着をいじっている。わざとなのだろうか・・・ズレてしまっている。紳士たるもの、ここはそっと言うべきか。
「いや、その・・・そんなにひっぱってるとさ・・・」
「え?・・・・・・・・・・・・っっっっっ!!!!!!!!!!!!!!」
とかなんとか。その後は秘密(゚д゚)
■企画主に喜んでもらおうと秘密裏に描きだす→自分が惚れた→仕方ないね。
