Artist's commentary
夏の夜の夢・あらし
序盤で「殿様」と言っていて
嫌な予感がして訳者を見たら『ハムレット』と同じ人でした。
何故ヨーロッパの王族、貴族を
武士と同一視しようとするのか理解に苦しみます。
『ハムレット』では幽霊。
『夏の夜の夢』では妖精と惚れ薬。
『あらし』では魔法。
案外オカルトネタも使っています。
シェイクスピアは
堅苦しいイメージがあったのですが
実際は愛だの恋だのの
下半身事情ばかり。
思ってたより大衆向けのエンターテイメント。
高尚で知的な教養とは真逆です。
現代口語訳にして解説を削除したら
相当印象が変わるはず。
メンデルスゾーンの有名な『結婚行進曲』は
『夏の夜の夢』のシーシアスとヒポリタの結婚式の曲です。
