Artist's commentary
朝早くから、申し訳ありませんわ。私は、霍青娥という者です。
と青っぽい女性は自己紹介し、「この子は芳香」と隣の子の名を呼び、芳香と呼ばれた子は会釈をした。はぁ、うちに何か御用ですか?と僕が聞くと、「こちらに物部布都様がいらっしゃると風の噂で聞きまして、お尋ねしたのですが」と微笑んだ。「「」殿~、誰か客人が来たぞ?」と奥から布都ちゃんがぱたぱたとやって来て、青娥さんを見て、「あっ」と声を上げた。「お久しぶりですわ。布都様」と青娥さんはにこりと微笑んだ。僕は、青娥さん達を中にあげて、ちゃぶ台の前に座ってもらった。心なしか僕の隣に座る布都ちゃんの表情は強張っていた。「貴方が復活した後、いかがお過ごしかと思いまして訪ねてみたのですが、お元気そうですね」ふふっと青娥さんは微笑む。「青娥殿・・・、太子と屠自古は復活出来なかったが、それはどうしてぞ?」布都ちゃんの声は怒気が孕んでいた。「どうやら不死の術に失敗してしまった様ですね。尸解仙の器でなかった様です。期待していたのですが、残念。・・・でも良かったです」「良かった?」「だって、貴女はちゃんと尸解仙になれたじゃないですか?」うふふと青娥さんは微笑んだ。「ふざけるなっ!お主が持ちかけた話ではないか!?・・・太子や屠自古は・・・」「残念でしたね。仕方がな・・・」『バンッ!!』突然布都ちゃんがちゃぶ台を叩いた。怒りを堪えるよう身震いしている。こんな様子の布都ちゃんは初めてだ。「あら、そう怒られては怖いですわ。」悪びれた様子がない青娥さん。「我はお主を信頼してなかった・・・」と布都ちゃんは苦々しげに布都ちゃんは言葉を吐いた。「そうですか?私はあの方にちゃんと失敗するかもしれないとお教えしましたけどね」と不思議そうに青娥さんは言う。「それは・・・」布都ちゃんは言葉を失った。「太子様を失ったのは残念ですが、でも貴女とても楽しそうです」と青娥さんは言った。「えっ?」と驚く布都ちゃん。「私が訪ねた時、楽しそうな顔でその方の名を呼んだじゃないですか?」と青娥さんは僕を差す。「え?いや・・・」と布都ちゃんは困った様に視線を僕に向けた。「まるで、貴女が幼妻の様に見えまして・・・」ふふっと笑う青娥さん「わ、我が妻・・・」と顔を赤くする布都ちゃん。「太子様達と居る時だってあんな種類の顔を見た事無かいのに・・「か、帰れ!」突然布都ちゃんは怒鳴った。「帰れ帰れ帰れ帰れ!!」と布都ちゃんは怒鳴り続けてわっふるわっふる
